崇仁新町は、美味しいもの好きな方に、ぜひオススメしたい屋台村です。
京都市内にお店を構える名店の味が気軽に味わえる場所であることに加えて、崇仁新町は、古都・京都の新しい風を感じる象徴的な場所でもあります。
崇仁地区の歴史
まずは崇仁地区の歴史を紐解いてみたいと思います。
かつて、士農工商の身分制度より、さらに下に位置づけられた身分があり、崇仁地区は、その身分の方が暮らす地区でした。(明治時代(1868–1912)までは、身分によって住む場所が固定されていました)
そして、非常に悲しいことですが、その身分に対する差別意識も存在していました。
それゆえ、戦後も長らく崇仁地区はアンタッチャブルなエリアとみなされてきた歴史があります。
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(崇仁地区は在日コリアンの方が多く住む場所としてもよく知られています。映画「パッチギ!」は、崇仁地区を舞台として、日本人と在日コリアンの方の関係性を描いています。)
このような歴史的背景から、大きなターミナル駅である京都駅のすぐ近くという立地ながら、崇仁地区の開発は容易ではありませんでした。
しかし、2015年、京都市立芸術大学が崇仁地区への移転を決定しました。現在、崇仁新町があるエリアこそ、2023年に京都市立芸術大学の新キャンパスが建設される予定地なのです。
現在、京都では、多くの人々がこのエリアの変化に関心を持っています。
大学の移転前から、京都市立芸術大学の学生たちは、崇仁新町の運営に参加し、活発に、この地域との関係性を築いています。
屋台のレイアウト考案や、アートイベントの企画なども学生たちが手がけています。
崇仁新町を探検しよう!
崇仁新町には16軒の屋台が軒を連ねており、様々な料理を楽しむことができます。
日本料理はもちろん、ハンバーガーなどのアメリカ料理やその他の西洋料理もありますし、タイ料理などのアジア料理もあります。もちろん、京都産のクラフトビールやクラフトジン、日本酒など様々な飲み物も楽しめます。
崇仁新町のすぐそばには、行列の絶えない有名なラーメン屋さんが2つあり、そちらも魅力的です。
(お酒の後の締めにぴったりですね!)
第一旭
Trip Advisor
新福菜館
Trip advisor
まとめ
崇仁新町を訪れたとき、新しいことを始めようという若者の力を感じました。「新しい京都」を感じてみたい、という方には、崇仁新町を含め、京都駅付近のエリアはぴったりな場所だと思います。ぜひ、行ってみて、楽しんでいただけると嬉しいです(^ ^)
基本情報
崇仁新町
住所: 〒600-8207 京都府京都市下京区上之町(塩小路通)19-6 (塩小路高倉の交差点角地)
地図:
営業時間: 平日 17:00-23:00
休祝日 12:00-23:00
サイト: http://sujin-shinmachi.com/index.html
(京都駅からの道のりが動画になっていて楽しいです。本当に近いんです!)
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