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【ヨーロッパ周遊個人旅行記6】パリのMontgallet(モンガレー)で感じた海外で働くということ


今回の記事はアドベンター(12/1からクリスマスまでの約ひと月間1つのテーマで更新するブロガーのお祭り)の「今年行ってよかったところ Advent Calendar 2018」に参加しています。(予定より遅れてしまいました、ごめんなさい!)

今年、行ってよかったところといえば、やっぱり一番の遠出であるヨーロッパかなぁと思います。

観光地も、もちろん、とっても素敵で学ぶところも多かったのですが、このテーマで書きたいのは、パリのモンガレー(Montgallet)という地区。

モンガレーってどんなところ?

この地区には、PCや携帯の修理屋さんが軒を連ねています。

秋葉原のような雰囲気ではなく、あくまで住宅街の一角という感じ。
例えば、Enterキーだけ壊れて(叩きすぎ?)交換したい!なんて要望にも応えてくれます。
フランス-パリ郊外モンガレー地区風景

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗外観

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗外観

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗外観

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗外観

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗外観

モンガレーのお店は中国系の人が多い

こちらの部品屋さんや修理屋さんは全てではないですが、非常に中国系の人が多いんですね。

あんまり、国でひとくくりにすると逆に失礼かもしれませんが、個人的には、中国系の方ってバイタリティすごいなと、いつも思います。

実は学生の頃から、何度かそう感じる機会がありました。
例えば、学生の頃、ポルトガルのリスボンに1ヶ月くらい滞在したときのこと。
ひと月の滞在ということで、そのとき確か洗濯ネットとか、洗濯バサミのいっぱいついてる丸いハンガー?が欲しかったんですよ。プラスチックの。

日本なら100均でどこでも売ってるようなもんなんですけど、全然ないんですね!ヨーロッパって、そういうお洒落じゃないけど、あると便利みたいなもんなくないですか?(ってか、そーゆーもんがないからお洒落がキープされてるという側面もあるかもw)

もう、ホンマに、みんなこんな生活しとるんかっていうくらい、売ってない。(ってかホンマに今も普通にそうやって干してましたしね!)
アニメ-ヨーロッパで洗濯を干す風景

で、困り果てて、現地でできた友達に聞いたら、「そういうものは中国の人がやってるお店に売ってるよ!」って教えてくれたんですね。
行ってみたら、プラスチックでできてる系の実用品が、ちゃんと売ってました!

そういった実用品は、ポルトガルの人にも需要ないわけではなくて、結構みんなお店に来てました。

現地のニーズを掴む力

私は世界中でビジネスをした経験があるわけでもなく、こんな発言するのもおこがましいのですが、個人的には中国の系の方って現地に必要で、でも足りてないものを素早く掴んで供給する力が強いように感じます。
フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗内

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗内

フランス-パリ郊外モンガレー地区店舗内

そういうバイタリティーって、日本人に足りない部分かなぁって思うんですよね。同じアジア人でありながら、やっぱり大陸と島国の差?
(もちろん、人によるとは思います!国という単位でひとくくりにするのは、乱暴すぎますよね。でも、個人的には、海外でのちょっとした体験で考え方が変わるきっかけを得たことが多いにあるので、最近は自分の感じたことは言葉にして、共有したいと思うようになりました。あと、海外に出る日本の方は、近年は日本人街を形成することなく、より現地に馴染むスタイルの方が多いから、見えにくいのかもしれません)

選ばれるのを待たなくても

「海外に行く」っていうのは、日本の会社の海外駐在や出張にしても、外資企業に就職するにしても、「選ばれた人」のものっていう意識が自分の中には長らくあったんだと思います。

でも、よく考えたら、雇われて、さらにその中で選ばれてっていうステップを踏まなくても、自分でその土地に行って商売を始めるっていうのも全然ありなんですよね。

といっても、中国の方って、同郷のコミュニティの結束力が強かったり、モンガレーに来ている方も元々かなりの富裕層なのかもしれないし、真似できない要素もあるのかもしれません。

それでも、私は自分でビジネスをするっていう発想自体が抜けてたので、とてもよい刺激になったと思います。
(といっても、組織のメリットを持ちつつ海外経験も積めると最強だと思うので、わざわざ手放す必要はないと思います!自分が持ってるチャンスは、最大限使って、かつ、この組織では無理そうやな…ってなったときのために並行して、いろんな道を考えておくといいんじゃないかなぁというのが私の意見です)

また、語学に関しても、日本にいると非常に完璧を求めてしまうところがあると思うのですが、モンガレーのお店の方は、訛りがありながらも、堂々とフランス語で会話されてて、かっこよかったです。

ちなみに、お父さんお母さんともに中国の方でも、子供たちのフランス語は本当にパリのフランス語!って感じでしたね。私はフランス語、全然わからないのですが、Rの発音がパリは独特って聞いたことがあります。そのパリのR音が私たちがメディアで聞くいわゆるフランス語だと思うんですけどね。

そのRの音も、子供たちは完璧でしたね。めっちゃネイティブのフランス語に時々、イーディエン(「一点(yi1dian3/イーディエン)」は、「少し」「多少」の意味。)とか、中国語が入るのが、またカッコいい。

フリーランスビザや起業ビザもあるよ

そんな海外行こうみたいなこといってもビザはどうすんのっていう現実的な問題があると思います。

ワーホリは20代だけだし、もう遅い…っていう層もいらっしゃいますよね(ちなみにワーキングホリデービザは30歳の1年間、つまり31歳になるまでは申請できます!お見逃しなくー♪)
でも、フリーランスビザや起業ビザというものがあるらしいんですね。
ドイツやオランダは比較的取りやすいらしいです。もちろん、自分で事業をできる前提でしょうが、選択肢として存在することを知れてよかったです。
参考サイト:雇用されずに移住!欧州フリーランスビザ事情

フリーランスビザの存在は全然知らなくて、最近入ったReinventというオンラインコミュニティで初めて知りました。
無料のコミュニティなのですが、海外で勤務や事業されている方などが多くて、知らなかった情報があります。
本当に知らないことって、検索しようにもできなかったりするので助かっております。

自分は知識の量も精度もまだまだですが、これからもいろいろ調べたり、よい情報は伝えていきたいと思います!

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